本展のオンラインチケット(入館券・イベント券)につきましては、10月9日(金)午後1時の販売開始を予定しております。
2026年秋季展として、以下の2展を同時開催いたします
◆【本館2階】
《畠山コレクション展》 異国へのあこがれ ―唐物、島物、古渡り
◆【新館2階・新館地下1階】
スタンランと猫のジャポニスム ―マネからシャ・ノワール(黒猫)、アール・ヌーヴォーの時代へ
◇ 異国へのあこがれ
茶の湯は、誕生の瞬間から常に「海の外にあるまだ見ぬ異国へのあこがれ」を原動力として発展してきました。そのあこがれは時代ごとに「賞揚(権威)」から「見立て(美学)」、そして「地球規模の交易(ロマン)」へと形を変えてゆきました。
本展では、最高峰の唐物や島物、古渡りの名品が集結します。かつての人々が異国の美に捧げた情熱と審美眼にふれていただける貴重な機会です。時代を超えて私たちの心を捉えて離さない「異国へのあこがれ」の物語を、秋深まる荏原 畠山美術館 でぜひご堪能ください。
◇スタンランと猫のジャポニスム ―マネからシャ・ノワール(黒猫)、アール・ヌーヴォーの時代へ
公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団 は、これまでジャポニスム学会への支援や国際シンポジウムの共催などを通じ、長年にわたりジャポニスム研究・交流を支えてまいりました。こうした活動を背景に、この度ジャポニスムの魅力を広く紹介する展覧会を開催いたします。
19世紀末、浮世絵をはじめとする日本美術がパリで注目を集めると、西洋では長らく異端とされてきた猫が、モダン・アートを彩る重要なモチーフへと変貌しました。なかでも、猫を繰り返し描いた画家として知られるのが、テオフィル=アレクサンドル・スタンランです。
本展では、スタンランを中心に、西洋の版画やポスター、日本の浮世絵など約100点を展示。さらに、初公開となるジャポニスム関連資料も紹介いたします。猫という身近で魅力的な存在を入口に、19世紀末のパリで花開いた日本美術との出会いと、そこから生まれた新たな表現の世界をお楽しみください。
【略歴】
テオフィル=アレクサンドル・スタンラン(Théophile Alexandre Steinlen 1859-1923)
1859年11月10日、スイスのローザンヌに生まれる。はじめフランス東部のミュルーズで綿織物工場の図案家として働いた。1881年、妻エミリエとパリへ移り、以後モンマルトルを拠点に、挿絵、ポスター、版画、彫刻を制作。同年、ロドルフ・サリ(1851-1897)が開店したキャバレー「シャ・ノワール」で活動した。1890年代には、日本を題材としたバレエ「夢」のポスター(1890)、ボディニエール画廊での初個展(1894)、代表作≪シャ・ノワールの巡業≫(1896)などを手がけ、活躍の場を広げた。愛らしい猫を描きながら、擬人化を通して社会や人々の気質を風刺した。1923年12月14日パリのコランクール通り73番地で逝去。享年64。
主催:荏原 畠山美術館
協力:リボリアンティークス
★2026年の展覧会スケジュールにつきましては、こちら をご確認くださいませ★
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